夏休みの宿題 アイデア立体貯金箱の作り方と工作
今年も、「ゆうちょ銀行」から 第43回「私のアイデア貯金箱」コンクールが開催されます。
小学生や小さなお子さまをお持ちのご両親は、毎年夏休みの宿題に悩まされますね。(^^;)
しかし、世界中の経済が混沌としている中、小さなころから経済活動に関心を持ち、お金とうまく付き合っていく方法が最近になって見直されてきています。
今の大人がきちんとした経済理念の教育をしない限り、子供たちの将来も、不穏な状況になってしまいます。
高齢化社会が進んでいく中、あなたの子供が経済活動のリーダーになっていくことを想像してください。
たかが貯金箱、されど貯金箱。貯金をすることによってどれだけ経済的に余裕ができるかを、子供たちに伝達するチャンスなのです。
両親と子供たちで、楽しみながらお金がたまったら何をしたいかな?なんて会話をしながら貯金箱の製作を楽しんでみましょう。
きっと、後々、子供たちに感謝される日が来るでしょう。
そこで、忙しい、お母さん方、お父さん方に代わって、私が過去に作った貯金箱の作り方や工作方法を公開して、アイデアをリサイクルしてもらおうと思い、作品を公開することにしました。
入賞のコツ
大人が手伝って出来たようなものはまず入賞できません。
審査する人は子供の成長を見守っているので、大人が手を貸したような作品は見抜かれてしまいます。
子供の周りにある道具や子供目線でないと発見できないような感動や驚き、アイデア、とっぴょうしもない目線に、大の大人が釘付けになります。
まずは子供に自由に作らせてあげて下さい。一日ぐらい部屋が汚れたり散らかったりしてもいいじゃないですか。
ご自分の子供のちからだけで作成した作品はきっと親のあなたも感動するはずです。
私もそうでした。
参考になれば幸いです。
2013年夏休み特集(アイデア貯金箱過去入賞作品)
拡大写真はこちら
この貯金箱は、投入したコインが立体的に貯まるというアイデア貯金箱作品です。
1.8Lサイズのペットボトルを2本用意し、
1本を図の←の位置でカットします。
カッターなどを利用する場合は滑りやすいので気をつけてください。
特に小さな子供と一緒に作る場合は、ペットボトルをしっかりと固定し、よく切れる新しい刃を用意してください。カッターの切れが良くないと、力が入りすぎるので余計に危険です。
もう1本のペットボトルを幅約10ミリで長く切断したものや三角形や四角形、
螺旋や立体的に見える形にカットしたものなどを
クシャクシャにして、上のボトルに入れます。
くしゃくしゃにした上記のものを入れることで、貯金箱の中の様々な場所に、硬貨が途中でひっかかり、透明なペットボトルの外側から立体的に貯金できている様子を見る事ができるというものです。引っかかりぐあいを工夫することで、いろいろな模様や飾りができあがります。
フタを裏返しにして実際にコインを入れ、バランスよく収まればフタをとめます。
写真は製本テープ
を使いました。(文具店やDIYショップにあります。)
あとは、好みで綺麗なシール、ステッカーを貼ったり絵を書いて立体的な貯金ができる、立体貯金箱の出来上がりです。
この作品は過去に入賞実績があります。主に幼稚園から、小学校低学年向けの作品です。
身近な素材で作られるし、環境にも優しいので、形や中身、飾りつけを工夫することで好印象が与えられると思います。
是非チャレンジしてみてください。