インスタグラム映えする写真加工無料(フリー)ソフトの使い方
撮影した写真って、思ったほどうまく写っていなかったりするとがっかりします。しかし簡単な写真修正程度なら、フリーソフトで修正できる場合もあります。ちょっとした画像修正程度を行う場合の私が使っているフリーソフトを紹介したいと思います。
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Irfan Viewというフリーソフトは、画像ビューワというジャンルに入りますが、写真や画像の編集、加工の様々な機能がほぼそろっている上に、動画や音声データの再生も可能であるのに、起動が非常に軽いので気に入って使用してます。主な用途はウェブサイトへの画像アップロードのための、写真のサイズ変更などです。
右回転、左回転、上下反転、左右反転、リサイズ/リサンプル、枠の追加、増色/減色、グレイスケール変換、ネガポジ反転、色調修正、シャープ化、赤目修正、フィルタ(ぼかしやエンボス化、モザイク処理)色の入れ替えなど、他にも無料とはいえ、たくさんの処理や編集、加工ができます。
起動画面↑
早速その機能の一部を使って紹介してみましょう。
下の写真は、ウェブサイトに掲載するために使用したいと思っている写真です。しかし、画像自体になんだか暗さがあり、いまひとつジャケット画像のインパクトが伝わってきません。そこで、このフリーソフトを使って明るさと、コントラスト、そしてインパクトのある画像にしてみます。
写真の明るさ(ガンマ調整)を加える
ソフトを起動し、ファイルから写真を取り込みます。
次にメニューの画像→色調調整をクリックすると下のような画面が現れます。
左側が元の画像で、右側に編集後の画像が現れるので、見比べて比較しながら調整します。ここではまず画像自体が暗いので、ガンマ修正のフィーダーを左に動かしてみます。
写真のコントラストを調整する
少し明るすぎるぐらいですが、このあとコントラストと彩度を調整するので、背景の色を基準に合わせて見ました。次にコントラストのフィーダーを動かして調節してみます。
最初から比べると70~80パーセント程度コントラストを上げました。元の画像と比べてみると、背景が明るくなり、なおかつジャケットのデザインもくっきり浮かび上がってきました。
写真の彩度を編集する
ここで色の調節を行います。彩度のフィーダーを動かして色にメリハリをつけます。
ジャケットのデザインの色使いが鮮やかになり、70年代のアメリカらしい色調が再現されました。
もともとのジャケットの色も、肉眼ではこんな感じです。
最後に全体的に締まりを加えるためシャープを使ってすっきり感を出します。
画像→シャープをクリックすると、自動で写真全体のピントを合わしてくれます。
これで完成にしたいと思います。それでは最初の画像と見比べて見ましょう。
↓編集前(上) 編集後(下)
いかがでしょうか?フリーソフトといっても侮ってはいけません。私たちが日常で使用する程度の加工機能は十分持っています。
ほかにもいろいろな使い方ができます。ぜひ利用してみてください。
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2018年08月07日 更新