ライブフライヤーやポスターの作り方
インディーズ音楽活動で、自主レーベルでCDやDVDを販売したいとき、またライブの告知をする時、あなたはどういう方法を使ってPRしたり、宣伝活動をしたら良いと思いますか?ここでは、効果的なフライヤーやポスターの利用方法を紹介しています。
フライヤーをデザインする無料アプリ
まず、フライヤーを作ると言っても、デザイナーじゃあるまいしそう簡単に素敵なフライヤーができるとは思いません。音楽は得意でも、絵を書いたり写真を撮ったり自分好みのデザインをすることは難しいですよね。
そこで無料のフライヤーデザインアプリを紹介します。
Canvaは、フライヤーをはじめ、CDジャケットやブックカバー、SNSバナーやポスターなど、自主制作した刊行物や出版物などいろいろなものをアピールするのにものすごく使えるサイトです。
例えば、フライヤーならこんな感じ(数例です)
デザインも変えられるし、中の文字列も様々なフォントが用意されていて、無料と書いてあるデザインであれば全部フリーで使えます。日本語フォントももちろんあります。
ぜひ使ってみて下さい。
フライヤー、ポスターの活用方法
ポスターやフライヤーを作るコツとしては、音楽が大好きな人たちの目線を逃さないレイアウトや、せっかく見てくれたポスター内の情報を強く印象に残し、チャンスを逃さないということが大事です。広告やフライヤーを実際に作っているプロの意見もぜひ参考にしてもらいたいものです。
これはインディーズレーベル運営の基本ともいえる方法で、たとえ一人でも多くの人に聴いてもらいたいという、気持ちは思うだけでなく、行動することで結果は不思議とあらわれてくるものなのです。
せっかく苦労してお店に並べてもらっても、他のアーティストと同じように並べられていては、あまり目立ちません。ジャケットの目立つほうを手に取ったりする場合も考えられます。
今ではTVに出演したりしている有名なメジャーアーティストだって、売れる前はレコード店へせっせと通って、自分のCDを陳列棚の前の方へ毎日置きなおしていたという話も 多々あります。
彼らは彼らなりに1つずつやるべきことを忠実にこなしていったのです。その結果、現在の栄光へつながっていったのです。
いやいやしているのではなく、自分達の音楽を聴いて欲しい、受け止めて欲しい、そういった切なる思いが行動に結びつき全ては始ります。
音楽を演奏するのが好きな人と音楽を聴くのが好きな人はいつの時代にも存在しているということを忘れないで下さい。しかも、音楽のジャンルは日々進化していて、あなたが創っている音楽も、いずれ大なり小なり受け入れられる時代が来るのです。
そうすれば、自然とファンができたり、たとえ数人でも、
「あなたの音楽が好きです。」
と、言ってくれる人が必ず出てくるでしょう。
私の場合はお店の人にOKを貰って、販促用ポップを自分のCDが置かれているあたりへ貼らせてもらったりしました。
また、地元の小学校で販売することが出来たり、有線放送でリクエストされるまでになったのです。
今はインターネットがありますし、無料でいくらでも音楽配信が出来ます。
音楽が好きで好きで仕方が無いあなたなら、私の数倍、いや数十倍のことは出来るでしょう!
ライブをされている場合は、ポスターやフライヤー、チラシを事前に人が集まるところへ交渉して貼らせてもらいます。もちろんそのライブハウスや、友人の働いている店や喫茶店、レコード店などです。
またもっとも人が記憶に残る場所として以外に知られていないのがトイレだったりします。
目にした経験がある方も多いかもしれませんが、思い出してみてください。
公共で人が集まる場所のトイレなどに、よくポスターや、宣伝用ポップ類が貼られているのを見かけませんか?
また、信号待ちの電信柱などにも貼ってありますが、これも信号待ちの退屈な時間、スキマを狙った効果のある宣伝方法です。しかし、電信柱への張り紙等は、所有者(東京電力、NTT等)の許可が必要です。無許可で張り紙等をすると屋外広告物法により処罰の対象となりますので気をつけましょう。
プロモーション活動をする場合、もっとも考えて欲しいのは、音楽に興味がある人が集まるところが集客につながるということです。
やみ雲に数をこなせばいいというものではありません。個人や、少人数でレーベル運営、活動する場合は効率的な方法が必要になってきます。
フライヤーやポスターは自分で印刷して作ることが出来ますが、あまり大きなものは作ることが出来ません。
最近ではA3サイズの印刷ができる機種も登場していますが、大抵の場合、家庭用のプリンターでは、大きなものでもA4が精一杯と思います。
また、かなりの枚数になってきますし、インクジェットは水や紫外線に弱く、インク代もかなり必要になってきますし、時間もかかります。
しかも家庭用のプリンターで普通紙に印刷したものは屋外に貼ったりすれば、短期間でボロボロになってしまいます。インク自体も紫外線に弱く、色あせが早いです。
業者へ印刷を依頼する
ライブをする場合は短期間でも告知に1ヶ月前は必要と思いますので、ここはやはり業者に頼むのがコスト的にも時間的にも得策だと言えます。
印刷業界では競争相手が多く、現在ではかなり激安、格安で印刷を依頼出来ます。
フライヤーやポスターの印刷にかかる費用は枚数、大きさ、印刷時のインクの使用量などによって大幅に変わってきますので、出来るだけシンプルなデザインにすると安く作ることが出来ると思います。
また、印刷業者さんによっても価格の変動がありますので、最新の情報や、他の業者さんへ見積もりをして見ましょう。条件によってはかなり低価格で作ることが出来ますよ。
業者さんへ依頼するメリットとしては、デザイン、印刷、ポスティングやダイレクトメール、新聞折込まで自分でやらなくてもすべてお任せできることです。
ライブのスタッフ集めやメンバー集めなどにも利用できてすごく便利。
私のおすすめはラクスルですね!激安な上に、24時間受付、印刷から配布まですべてお任せ可能。名前のとおり本当に楽。おすすめです。
2018年7月1日