ギター初心者のためのエレキギターやアンプの基礎知識
初めてギターを購入しようとする方に簡単な知識を書いてみたいと思います。
ギターには何種類か種類がありますが、エレキギターと呼ばれているものには、有名なところでは、レスポールタイプとストラトタイプがあります。
メーカーで言うと、レスポールタイプではギブソン、ストラトタイプではフェンダーが有名です。
初心者のためのギターの種類と名称
その他には、テレキャスター、エレアコ(エレクトリックアコースティック)などがあります。
一般的にロックやポップスで使われているエレキギターは、これらのソリッドタイプのモデルか、セミアコ、エレアコがほとんどです。
ソリッドタイプのモデルは、板が単板でムクのものを使っていて、十分乾燥させています。
乾燥することにより高音がよく響きます。
そしてピックアップにはシングルコイルというものを使っていて、音は少し硬めで出力が小さいです。
反対にホロウボディやセミアコなどには、ハムバッカーというタイプのピックアップが多く使われていて、音質は丸めで出力が大きいという特徴があります。
アコースティックギターとは、アンプを介さなくても大きな音が鳴るギターのことを言います。
フォークギターやセミアコ、クラッシック等で使用されているガットギターなどです。真ん中に大きな穴が開いていますね。
E.クラプトンの使用で大ヒットした、000(オーディトリアム)ボディの000Mは、表板にはスプルース単板、サイド&バックにはマホガニー合板を採用し、王道のMartinサウンドは健在。小型のボディでありながら、豊かな音量を誇り、ストリートライブなどに最適。
また、ギターに使用されている弦にも違いがあります。クラッシックなどに使われているガットギターなどにはナイロン弦が使用されていて、フォークギターやセミアコにはスチール弦を使います。
一番の違いは音です。スチール弦は音が大きくて硬い感じの音がなり、ナイロン弦では、ポロンポロンした感じの柔らかい音が鳴ります。
ギターを選ぶ際に注意したいのは、自分が鳴らしたい音に近いギターを選ぶことです。
エレキギター用アンプはどれぐらいの容量が必要?
エレキギターを購入した場合、音を鳴らすためにはアンプやエフェクターが必要になりますが、一体どれぐらいの容量が必要なのでしょう?
一般的に自分の部屋で鳴らしたりする場合では2~3万円程度の30ワットアンプでも、ボリュウムのつまみは1/4ぐらいまわしただけでもかなりの音になります。
エフェクターやイコライザーで音調し、音作りをしたり、練習用で使うだけなら30ワットもあれば十分ということになります。
上記のものは自宅練習用に最適です。最近では価格も安いものが出回っています。
ライブなどに利用を考えているのであれば、もう少し余裕のあるアンプが必要になります。
例えば、少し余裕のある100W前後のアンプで音を作り出し、ステージでは他のPA用のパワーアンプを使って音を増幅させ容量アップします。
ライブなどでは他の楽器との音あわせとなるので、一番大きな音になるドラムと匹敵、またはそれ以上の容量があるアンプが必要になります。
アコースティックギターにはピックアップやマイクが必要
アコースティックギターは、ライブ等に利用する場合、ピックアップやマイクが必要になります。ピックアップというのは、ギターのボディーや弦の付近に音を拾うための振動版のようなものを貼り付けギターの音を増幅させるために使います。
マイクで音を拾うときは、他の雑音(ボーカルや、モニタリング音などを拾ってしまいますが、直接ピックアップをギター側につけることで新鮮なサウンドが得られます。ギターの音を忠実に拾います。
逆にマイクで拾う場合は全体的なバランスが良くなり、ライブ感や音のまとまりが得られます。
2018年6月16日 更新